この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
皆さんの腕にも跡が残っていませんか?
BCGの予防接種!
いわゆる『ハンコ注射』って呼ばれている注射です。
みかん
赤ちゃんが生まれて生後2ヶ月ころから予防接種が始まります。
ほんとにたくさんの予防接種があるんですが、BCGは他の予防接種と少し違う点があるんです。
まずは注射の仕方が違うこと。
そして、接種後の針跡を1週間ほどよく見ておくこと必要があるということです。
今回はbcg予防接種についてわかりやすく説明していきます。
接種時の流れやbcg予防接種後に注意しておくべきポイントを知りたい方は要チェック!
みかん
BCGワクチンとは?
BCGワクチンとは、結核箘に対して免疫を付けるために開発された生ワクチンのことです。
免疫を付けるためには、どうにかして身体に菌を取り込まないといけませんよね。
でも元気に生きてる菌では本当に感染してしま可能性があるので、菌を死滅させるか、弱くさせないといけません。
みかん
結核については、死んでしまった箘では免疫ができないんで生きてる箘を弱毒化した生ワクチンという種類のワクチンを接種することになります。
人型の結核箘に近い牛型結核菌を培養して作られています。
みかん
赤ちゃんに免疫不全がないかわかる月例を過ぎた頃(生後3~6ヵ月)以降に接種することになります。
※免疫不全:免疫機能が正常に働くことができず、異物(ウイルスや箘など)の侵入を防ぐことができないこと。
日本では生後5ヶ月~8ヶ月に接種することが推奨されています。
みかん
予防接種の流れ
予防接種と言っていますが、BCGワクチンは普通の注射ではありません。
最初にも書きましたが、ハンコ注射って呼ばれているものですね。
9本針の付いたスタンプ型の針で押す注射です。
予防接種の流れは次のような感じになります。
検温をして診察をします。
問題なければワクチン接種へ。
⬇
医師が上腕(肩から肘の間)にスポイトで1滴ワクチンを垂らし、イラストの横の平らな部分で液体を伸ばします。
⬇
9本の針の付いた注射針でグッと押します(2ヵ所)。
血が出ることもありますが大丈夫です。
⬇
ワクチンが乾くまで15分ほど自然乾燥。
赤ちゃんが掻いたりしないように待ちます。
簡単に書きましたが、検温も乾くまで待つのも、泣いてる赤ちゃんが相手だと寝不足のお母さんは大変ですよね。
でもここは少し頑張ってくださいね!
BCG接種後の観察点
BCGワクチンを接種した後、1週間は毎日1回でいいので針跡をよくみておいてください。
なぜ1週間も見ておく必要があるのかというと、針跡の反応は通常1週間以内には何も起こらないからです。
通常は接種後10日頃から針跡が赤く腫れ、膿んだりかさぶたができたりします。
接種後5~6週間頃がピークで、その後3ヶ月頃には落ち着いてきます。
2週間くらい反応がない場合もあるようですが、ここで問題なのは早期に反応がある場合!
もし1週間以内に針跡が赤く腫れたり、膿んだりするようなことがあれば注意が必要です。(多くは2~3日以内に腫れ始めます)
この早期に針跡に反応が起こることをコッホ現象と言うんですが、コッホ現象は、すでに結核に感染して免疫反応が早く出ていると考えられるんで小児科や保健センターで見てもらわなければいけません。
実は我が家の第3子にこのコッホ現象が出現しました。
そう言えば5年前(上の子)までは生後3ヶ月からの接種で、「3ヶ月になったらすぐに接種して」って保健師さんに言われてたんですよね。
今回は5ヶ月過ぎてからと言われたんですが、もしかして早く接種してたら何か違ってたかも…。
なんて、考えても仕方ないですけどね。
まぁそれはさておき、接種したときは「これでBCGの予防接種は終了」。
…だと思っていました。
帰りにコッホ現象についてのポスターをさらっと見たのを今でもはっきり覚えています。
もしこれからBCGワクチンの予防接種に行こうと思っている方がいらっしゃったらコッホ現象についてさらっとでも見ておいて下さい。
異常に気付くのは母の勤め!
もし見逃して結核感染から結核発症になってしまったら大変です。
結核は肺以外にも血液に乗って広がって全身の臓器に発症することがあるんですが、特に小児は深刻な状態になりやすいんで早期発見はとても大事です。
ちなみに、大人へのbcg接種は効果が認められてないんで、ワクチンを接種をすることはほぼありません。
みかん
コッホ現象の記事はこちらです。
【体験談】BCG接種後コッホ現象出現!経過写真付きでナースが説明します!!