体験談|口内炎と歯肉炎で子供が発熱!原因はヘルペスだった!!【画像あり】

口内炎のイラスト

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口内炎ってちょっと食事中に噛んだり、体調が悪いとできたりしますよね。

私も頬の裏や舌、歯茎に至るまでよくできるよ。

みかん

今まで私が生きてきた中で一番ひどい口内炎を見たのが、まさかまさかの子供の口内炎でした。

深くえぐれてしまって、もはや口内炎なのかと疑ってしまったくらい…。

この記事では、ヘルペスにより口内炎・歯肉炎を出してしまった子供の体験談を書いていきます。
何科を受診すればいいのかや、口内炎の原因、また経過がどうだったかを詳しく書いていくので1事例として参考にしてください。

子供のヘルペスによる口内炎・歯肉炎体験

ここから実際にどのような状況だったのかをお伝えしていきますね。

口内炎と熱の状況【画像あり】

37.2度という微熱の定義にもあてはまらない微妙な熱で幼稚園をお休みしていた3歳の息子(新型コロナの影響もあり毎日体温測定していたのでいつもより体温が高いのは明らかでした)。

元気だしちょっと体温が高いくらいで他の症状はなかったんですよね。

食事中に一度頬の裏を噛んだようで痛がっていましたが、少し血が見えたくらいで大丈夫だろうと思っていました。

実はこの2日前から寝てるときによだれを垂らしていることが多かったんですが、もしかしたらその時から口腔内に異変があったのかもしれません。

そして頬の裏を噛んでしまったその翌日には38.8度熱も上がり顔が若干腫れだしたんです。

一瞬おたふく風邪を疑いましたが、口の中を確認するとえぐれた大きな口内炎が…💦

幼児のひどい口内炎写真

写真で見るよりも実際はかなり深くいびつな形に見えていました。

みかん

これ口内炎???大きすぎて何かのできものにも見える💦

何科を受診するか問い合わせてみました

口内炎って何かを受診すればいいかよくわかりませんよね。

そもそも本当に口内炎なのかってことも疑っていたので、まず口腔外科に問い合わせをしました。

答えは、口腔外科で見ることも可能だけど小児に流行る感染症から起こる口内炎かもしれないのでまずは小児科を受診した方がいいんじゃないかという回答でした。

促された通りかかりつけの小児科を受診。

ですが、あまりに大きくて深い口内炎にかかりつけの小児科の先生も「なんでこんなのできちゃったかな?」「口腔外科かな?どうしようか?」「とりあえず抗生剤だして夕方悪化してないかもう一度きてくれる?」なんてちょっと悩んでいました。

結果そのまま口腔外科もある総合病院の小児科へ紹介状を書いてくださって、小児科のはしご受診です。

歯肉炎も併発

口内炎ができたときからうっすら歯肉炎もありました。

ただこれは熱も出ていたのでその影響で少し腫れてるだけかなと思えるような程度だったんです。

ですが、日が経つにつれて歯肉炎も悪化!

真っ赤な歯肉炎

画像ではわかりにくいですが、歯茎が真っ赤になっていました。

奥歯の奥の歯茎も「歯がはえてくるの?」っていうくらい腫れていて、軽く歯磨きをしただけでも出血がみられていました。

原因はヘルペスだった

総合病院の小児科の先生の最初の診断は口内炎に何らのかの菌やウイルスが感染したんじゃないという診断でした。

2日後の再診で歯肉炎が著明になったのをみて、ここでヘルペスによる感染が濃厚とのことで確定診断が下りました。

ヘルペス性歯肉口内炎とは

そもそもヘルペス性歯肉口内炎って何なのかってことなんですが、単純ヘルペスというウイルスに初めて感染したときに発症する病気のことをいいます。

生後6カ月~3歳の乳幼児に発症しやすいんですが、感染しても10%以下の人しか発症せず何も症状がでない人がほとんどです。

38~40度の高熱が3~4日ぐらい続いて、口内炎や歯肉炎を起こします。

潜伏期間は2~14日程と言われていて、よだれなどを拭いたタオルを共有したりすることで接触感染するので集団生活をする上では注意が必要です。

ヘルペス口内炎で処方された薬

ヘルペスの薬

ここからはまた我が子の話に戻ります。

口内炎の薬は私の中では塗り薬のイメージがありましたが、今回はヘルペスウイルスによる感染とのことで飲み薬のみの処方でした。

抗生剤:クラバモックス (朝・夕食前)
抗ヘルペスウイルス薬:バルトレックス顆粒 (朝・夕食後)

抗ヘルペスウイルス薬は一日4回内服するタイプのものがあってそちらの方が飲みやらしいのですが、回数をとるか飲みやすさをとるか…で我が子は回数の少ない方を選びました。

次の項で内服の仕方についての話も出てくるよ。

みかん

ヘルペスによる口内炎で入院もあり得る!

実は口内炎と熱がでていたこともあり入院するかどうかのお話もありました。

口内炎がひどいと食事や水分摂取が難しくなるので、小児は脱水を起こす危険性が高くなるんですよね。

幸いにも我が子は少しずつですが水分も食事も取れていました。

なので、ひとまず内服で家に帰ることを選択しましたが、この内服がかなり困難でした。

みかん

これは子供にもよるけど、我が子は薬が嫌いなんだよね。
アイスに混ぜてもプリンに混ぜてもダメでものすごい抵抗…。

食前と食後にわかれていて回数が多かったこと、においや食感?すべてが嫌だったようです。

特にバルトレックスは顆粒なので何に混ぜてもブツブツの食感が残るようで難しかったです。

ゼリーの中に包み込めたらよかったんだけど我が子はゼリーも嫌いなんよね。

みかん

すでに知っているかもしれませんがお薬が飲みやすくなるゼリーを念のため紹介しておきますね。

ゼリーが食べれる子は、舌に薬が当たらないように少しずつゼリーに混ぜれたらうまくいきそうな気がするので困ったら試してみてください。

みかん

ちなみに我が子はメープルシロップと混ぜて何とか口に入れたよ。

このほかにも練乳に混ぜるとミルキーのような感じになるので飲みやすくなるようです。

ただ口腔内の痛みが強いヘルペス性歯肉口内炎は歯磨きが難しいので、今回ばかりは虫歯などのリスクを考えると少しでも歯にまとわつかない方がいいですね。

そんなこんなで薬を飲むのが難しかった我が子は、再診の際に再度入院のお話がありましたが、「時間はかかるけど本来は薬を飲まなくても治るものだから」ってことで抗生剤を中止して薬を減量してもらう形で自宅で療養することにしました。

どれくらいで治る?

37度ちょっとの熱も含めると発熱自体は5日間ありましたが、そのうち38度を超えたのは2日間だけでした。

口内炎は完全に治るまでは10日程かかりました。

口内炎は日に日に良くなっていってるのが見てわかったよ。

みかん

歯肉炎も始まりと終わりの時期は口内炎とズレますが10日程で治りました。

歯肉からの出血もピーク時の3日間。

普通の口内炎でも治るのは1週間前後かかるので、少しそれよりも長引くかなという印象です。

まとめ

あまりにひどい口内炎で最初は心配でたまりませんでしたが、ヘルペスウイルスによるものだと原因がわかると少し安心できました。

調べた中には舌にかなり大きな口内炎ができていたり、複数あったり、歯肉炎ももっと悪化したりすることもあるようなのですが、我が子の例も参考になればと思います。

みかん

最後まで読んでくれてありがとうございます。
みかんでした。

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