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みかん
ツベルクリン反応の結果が陽性だったこともあり、結核感染はほぼ確定。
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この2つの結果から、結核感染による結核の発症がないかの追加検査をしたんですよね。
結果は、レントゲン異常なし。
それから、心配してたクォンティフェロン採血の結果も陰性でした(;´∀`)
結核の発症は見当たらなかったんで潜在性結核感染症って言う診断になります。
そして、今後は結核発症を防ぐために予防内服を始めます。
副作用が出てないか、結核を発症してないかを定期的に検査してフォローしていくことになるんですよね。
どうやらこれはマニュアル化されてるようで、スケジュールを簡単に説明してくれました。
最終フォローが終わるのは2年後!!
最終フォローが終わるのは2年半後!!
予防内服
結核の発症を防ぐために、予防的に薬を内服することを予防内服と言います。
小児は免疫力が弱いんで感染すると発症する危険性が高いんですよね。
みかん
内服薬は次の2つでした。
イスコチン:結核箘の増殖を押さえる薬。半年間1日1回内服します。
ビタミンB6:イスコチンの副作用による手のしびれなんかを予防します。
イスコチンに耐性のある結核箘に感染してたら効果はないらしいんですが、現在の予防内服治療はイスコチンのみなんですよね。
みかん
もし結核を発症してたら最低でも4種類くらいの薬は飲まないといけないんで、それだけでも大変ですよね。
受診後のお薬のお話
ここからは受診後のお薬について、我が子の例をお話をさせていただきますね。
処方箋を自宅近くの薬局にFAXしてもらったんです。
でも、頻繁に使う薬ではないってことで在庫がなくってお取り寄せになりました。
みかん
それから、結核治療にとって最も大事な『薬をきちんと内服できているか』を確認するためのDOTSって言うものがあることを知ることになりました。
DOTSとは?
正式名称は
Directly Observed Treatment Shot-course(直接監視下短期化学療法)と言います。
略してDOTS。
みかん
治療薬を確実に患者が飲めるようWHOが打ち出した戦略になります。
海外などでは医療従事者が直接患者に薬を手渡し、目の前で飲むのを見届けるんですよね。
日本では服薬手帳や内服した後の空袋を医療従事者や保健福祉センターの人が確認します。
結核の治療は内服が主で、ここを確実にしておかないと本人の治療はおろか、多剤耐性結核箘ができてしまうからめっちゃ危険なんです。
※多剤耐性結核箘とはいろんな薬が効かなくなった箘のこと。薬で箘をしっかり閉じ込める(死滅させる)前に薬を止めてしまうことで、箘が薬に対して抵抗できる力を身に付けてしまうんです。
みかん
これは抗生物質なんかの薬全般に言えることなんですが、医師に処方された薬はきちんと飲み切るのが鉄則!
我が子の薬の管理は写真のように1週間ずつ忘れないようにセットして、手帳に丸を書いていくスタイルです。
みかん
私は薬ケースの曜日が見やすくて便利やと思ってます。
みかん
ちなみにこのケースは保健センターで貰ったもの。
今のところ飲み忘れはないです。
これが半年続くんですが、厳密な内服管理が必要やから長いと感じてしまうんですよね。
かろうじで1日1回で済むから何とか続けられそうです。
みかん
↓受診のつづきのお話はこちらです。