この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
終活をしていると終活と書かれた本が気になります。
今回は、その中の1つ『終活スペシャリストになろう:竹内義彦』を読んだ感想を残していきます。
私はこの本を、終活についていろんな活躍の場があったり複数の学べる場所が知れるのかなと思って手に取ったのですが、実際のところは終活ガイドという民間資格についての本という印象です。
みかん
終活スペシャリストって何だろう?って気になった方や終活を仕事にしていきたいと思っている方におすすめ一冊になります。
この記事でわかること
- 『終活スペシャリストになろう』の概要
- 終活スペシャリストになるための資格の取り方、働き方
[itemlink post_id=”908″]

みかん
終末期医療に携わり300人以上の方の看取りに立ち会ってきた看護師です。病棟や外来化学療法室、特養などで死を見つめた多くの方と関わってきました。 終活をポジティブなイメージに変えるべく『満ち活』として最期の時を意識しながら今を大切に生きることを発信中。
終活スペシャリストとは

まず初めに、終活スペシャリストとは何ぞやということを説明しておきます。
終活に精通したプロのことを総称して終活スペシャリストと呼んでいます。
終活で困ったことがあった場合に相談できる窓口としての位置づけです。
医療現場でいうケアマネージャー的な役割で、いろんな専門職の方と連携を取りながら問題解決に導いていく人になります。
概要

ここからは、終活スペシャリストになろうの概要についてお伝えします。
終活の必要性と需要の高まり
まずは書かれているのは終活の必要性です。
老後の生活資金のおおよその目安などから、老後には終活という備えが必要になってきます。
終活という言葉はもうかなり広まっているはずですが、縁起が悪い・まだ先の話などと実際に行動を起こしている人は少ないですよね。
また遺産や年金など難しい話も含まれるため、終活の知識をきちんと持ったプロが必要になるわけです。
終活スペシャリストになるためには
終活の正しい知識を持った終活スペシャリストになるためには、6つのジャンルを抑えておく必要があると書かれています。
その6つとは医療・介護・保険・相続・葬儀・お墓。
各項目についてどんな知識が必要なのかも本書では伝えられています。
そして、終活の資格を取るときのスクール選びの方法などについても触れています。
著者が終活協議会代表理事として関わっている終活ガイドという資格については詳しく書かれています。
終活スペシャリストとしての働き方
最後に終活スペシャリストは地域に根ざした仕事であることが書かれています。
実際に終活ガイドとして活躍されている方の体験談が多く盛り込まれているので生の声が聴けます。
終活スペシャリストになろうを読んだ感想

終活スペシャリストになろうを読んだ感想として、今後終活についての資格を取りたいと思っている人には背中を押してくれる一冊になると感じました。
私はこの本から終活の実践的な何かが学べるのかと思って手に取ったのですが、なにやら資格を取らされそうな感じは正直思っていた本の内容とは違っていました。
終活の資格は終活ガイド以外にも大手通信講座もあるので比較検討してみる価値はありそうです。
ちなみに大手の通信講座では生涯学習ユーキャンの終活アドバイザー、キャリカレの終活ライフケアプランナーなどの講座が開講されています。
まとめ

高齢化社会の今、終活を自分の親世代に伝えていくのはかなり難しいです。
死を意識するという恐怖や不安もあれば、片付けようと思っても思考が上手く働かなくなったり体も思うように動かなくなるからです。
自分の子ども世代にも同じ苦労をさせないために、また残された時間を意識することで自分が生きることの尊さを感じるためにも終活について知ることは大事なことです。
終活スペシャリストについて理解を深めてみたいと思われた方は『終活スペシャリストになろう』を読んでみて下さいね。
[itemlink post_id=”908″]