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数時間のうちにいろんなことを決定しなければいけない葬儀。
この記事では小さなお葬式で葬儀を行った感想や決めなければいけないことなどをお伝えします。
この記事でわかること
- 小さなお葬式を実際使ってみた感想
- 葬儀で決めなければいけないこと
- 事前にできること

みかん
終末期医療に携わり300人以上の方の看取りに立ち会ってきた看護師です。病棟や外来化学療法室、特養などで死を見つめた多くの方と関わってきました。 終活をポジティブなイメージに変えるべく『満ち活』として最期の時を意識しながら今を大切に生きることを発信中。
小さなお葬式に決定した理由

自宅での看取りではありましたが、事前に準備をする間もなく父が亡くなりました。
1月という時期のせいか火葬場が混み予約がかなり困難な状態で、最短で4日後。
いろんな葬儀会社に問い合わせしてみましたがどこも火葬の空きがありませんでした。
そんな中で小さなお葬式の方が親身になって他の市の火葬場まで探して下さったんです。
電話対応が最悪な葬儀会社もあった中、親身にこちらの話を聞いてくださり丁寧な対応に好感が持てたため小さなお葬式で葬儀をすることを決定しました。
葬儀をすると決定した後も火葬場に問い合わせてくださっていたようで、結果2日後に火葬できることになったことは感謝しかありません。
その後、以前に資料請求していたということで割引適応になったのも選んでよかったと思えました。
何とその額55,000円!!
資料請求時は葬儀をする予定はなかったのですが、資料の中に『喪主が必ず知っておきたいこと』という冊子が同封されていて、ちょっとした終活のつもりで頂いたんですよね。
割引は事前に無料の資料請求をしておくだけなのでぜひ依頼しておくことをおすすめします。
近隣の葬儀場の写真・式場や駐車場などの設備・口コミなどの資料もあり参考になること間違いありません。
依頼後の流れ

小さなお葬式に依頼すると決まれば、あとはスタッフの方の質問に答えていく形になるので安心です。
決めなければいけないこと
スタッフの方が親切に教えて下さりますが、最終決定は自分たちでしなければいけません。
決めたのは以下の内容になります。
- 火葬場
- 葬儀場
- 葬儀プラン
- 遺影の写真
- 葬儀に参列するおおよその人数
- 返礼品の有無とおおよその数
- 火葬場に行く人数と移動手段(車)の確保
※その他として返礼品の品選び、骨壷のサイズ、棺に入れたいものなどの細かいことも決めなければいけません。
まずは火葬の日時に空きがあるかどうかというところを小さなお葬式で探していただきました。
火葬場が決まれば葬儀プランです。
小さなお葬式では『小さなお別れ葬』『小さな火葬式』『小さな一日葬』『小さな家族葬』『小さな一般葬』の5つのプランがあります。
わが家は自宅で看取ったのでお通夜をせずともゆっくりお別れができると考え、小さな一日葬をお願いしました。
葬儀場は自宅から一番近い場所が提案されたのでそのまま依頼。
その葬儀場から自宅に保冷剤や簡易祭壇をもってスタッフの方がすぐに来られました。
その後、葬儀についての打ち合わせです。
葬儀参列者は19名。ほぼ身内の集まりですね。
返礼品は喪主家族以外に渡すため1-30個分を依頼。
渡した分だけ後で請求されます。
遺影写真がなく「無しでもいいですか?」ときいてみましたが、さすがにそれはあんまり良くなかったようで免許証の写真でお願いすることになりました。
あとは火葬場に一緒にいく人数と移動手段を決めました。
費用の支払い方法
費用は葬儀代金プラスお坊さんへのお布施と葬儀時の女性スタッフ代、火葬料がメインになります。
我が家は追加で返礼品・供花・くだものの盛りカゴもお願いしたので少し料金は上がりました。
総額は約50万。
お布施は現金で、その他はカードでもOKとのことでした。
※火葬場によっては火葬代が現金の場合もあるようです。
葬儀を行った感想

葬儀を行った感想は「小さなお葬式に依頼して良かった」です。
良かったこと
最初の相談から、些細な決定事項の確認、また費用についてなど電話で24時間対応してくださるのでとても安心できました。
正直、我が家がグダグダだったんですよね。
母は体調不良になり葬儀時間ギリギリ、お布施を忘れる、姉妹で同じ内容の質問をする等いろいろあったにも関わらず、すべてに丁寧に対応してくださったことに感謝でいっぱいです。
葬儀は急なことも多いのでスタッフの皆さんは家族がドタバタしてしまうこともわかっていらっしゃるんですよね。
葬儀開始時間より30分前に集合と言われたのはこのためだと思います。
時間があればお別れの時間をたくさんとれるメリットもありますからね。
我が家は自宅で看取り、葬儀開始一時間前まで故人が自宅にいることができたのでその点もすごく良かったと思っています。
葬儀は本当に短時間で決めなければならないので後悔がないようにと考えている暇はありません。
慌ただしくも無事に終えられホッとしています。
また喪主の負担が少なかったことも良かったです。
喪主にしかできないことはお布施を渡すこととお焼香が一番であるということだけでした。
その他は家族でカバーできます。
初七日の法要も一緒に行って頂けたので、その後の母の負担も軽減できたと考えています。
悪かったこと
悪かったことは、小さなお葬式と葬儀会社の役割が利用者からわかりにくいということです。
連携はとってくださっていたのですが、何度か「小さなお葬式の方に聞いてください」というやり取りがあったんですよね。
実際の関わりは葬儀会社の人でしたが、お問い合わせは小さなお葬式にする方が良さそうです。
小さなお葬式のクレームとして「紹介された葬儀会社がよくない」というものがあるので、小さなお葬式に依頼する際は葬儀会社も要チェックです。
近隣の葬儀会社の設備や口コミは無料資料請求の中に入っているので事前に依頼しておいてくださいね。
まとめ

家族を失った悲しみの中で葬儀についてたくさんのことを決めるのは本当に大変です。
事前に葬儀について決めておくとことでスムーズに執り行われることは間違いありません。
下記の内容を家族で話し合ったり、自分の希望としてエンディングノートに書いておくといいですね。
- 葬儀の窓口(喪主)
- 葬儀会社
- 遺影の写真
- 葬儀に参列して欲しい方のリスト
- 葬儀費用の準備
葬儀は事前に会員登録などをしておくと安くなる会社も多いので、調べておくことをおすすめします。
小さなお葬式でも無料資料請求だけで55,000円(税込み)が割引されたので気になる方は資料請求だけでもしておいてくださいね。
私はこの葬儀が終わってから、次回も小さなお葬式を利用したいと思い早割にも申し込んでおきました。
もしもではなく、必ず来る日のための準備なので……
みかんでした。
みかん
